季節を感じる食材

夏のコースに、冬瓜(とうがん)と鮮魚の蒸し物 高菜と干し貝柱のあんかけスープをご用意しています。

先日お客様にお出ししたところ
「冬瓜か…夏だね~!」
次の日にいらしたお客様からは
「もうそんな季節なのね」
またまた別のお客様からは
「ちょうど食べたいと思っていたところだったのよ~、でも自分で調理するのは大変でしょ。」
と言われました。

胡桃茶家では、1ヶ月から2ヶ月でメニューを更新しています。
季節の食材をコースの中に一つでも多く入れたいというのは、最もこだわっているところ。
だからお客様が料理の中から季節を感じとってくださった時は、とっても嬉しい気持ちになります。

先日はコースのことを「コースメニュー」ではなく「季節のメニュー」と言って下さるお客様がいらっしゃいました。
「ここは、本当に季節によってメニューを変えているから…次回はまた違うものが楽しめる。」と

子供の頃は、四季を感じる行事が沢山ありましたが、大人になるとだんだん減ってきますよね。
私たちなんて、この1年間はほとんど地下の中で過ごしてきましたし、今年の3月末にさらに近くに越してきたので、セミが鳴いているのも一昨日初めて聞いたほど。

でも、食から季節を感じることは子供の頃よりも、間違いなく多いはずです。

だからこそ、ただ季節のものは新鮮だから…という理由だけではなく、食から季節を感じとって頂きたいし、忙しい日々の中で、大切な食から「そんな季節が来たんだなぁ」
とふと思って頂ける瞬間があったら、とっても嬉しいです。
今はとてもありがたいことに、養殖やハウス栽培の技術もあり、一年中美味しく食べることができる食材も沢山あります。
それも含めて、日本の四季を感じて頂けるメニューつくりを今後も心がけてまいります。

今年は猛暑を超え酷暑になるとか。元気に楽しく夏を越していただけるような料理をご提供したいと思っております。足を運んで頂ければ幸いです。

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追記
冬瓜は冬という字が入っていますが、夏の食材。
色々な説があるようですが、冬瓜を実のまま保存しておくと冬までもつことから冬瓜というそうです。

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