ディナーコースメニューより鶏モモ肉の燻製揚げ、樟茶鶏
四川ダック(樟茶鴨)を鶏モモ肉でアレンジしたものです。
鶏のもも肉を、紅茶と八角などのスパイスの塩水に漬けて、燻製にかけてから、お肉がジューシーに仕上がるよう低温で蒸し焼きに、その後、皮をパリッと揚げています。
鶏肉にはしっかり味がしみ込んでいるので、このままでも美味しいのですが、さらに楽しんで頂けるようにカレー風味のソースと、山椒醤油、2時間じっくり紅茶の甘さと香だけを油に抽出した紅茶のオイルを。
添えているのは、旬の野菜とブラッドオレンジのコンポート。
皮ごと柔らかくコンポートにし、バーナーで表面を軽く焼いたオレンジは、燻製にした鶏肉や紅茶の香にとっても合います。
コースを更新してから皮を残されるお客様が多かったのですが、愛媛県産のブラッドオレンジで、皮まで召し上がって頂いても安心。皮のほのかな苦味と果肉の甘さをぜひ、鶏肉と合わせてお楽しみ頂きたいです。
5月中旬までの予定でございますが、国産ブラッドオレンジの旬が間もなく終了の為、ぜひお早めに。