コンセプト
胡桃(くるみ)のもつ温かなイメージそのままに
家にいるような居心地の良い空間で最後のお茶一滴まで思う存分楽しんで頂きたい、それが私たちの「胡桃茶家」の由来です。
お料理は、季節毎に変わるヌーベルキュイジーヌ̪̪シノワーズ(フレンチスタイル)でご提供します季節の食材そのものの味を楽しむコース料理がメインです。
今では、これが胡桃茶家のスペシャリテとご紹介頂ける十種十彩の前菜…ワインが好きなお客様の為に、これも合わせて頂きたい、これも合わせて頂きたいと思いを馳せていつの間にか15種に。
この前菜とワインを合わせる時間はとっても幸せと言って頂けるようになりました。
「色々な味を少しずつ楽しみたいけど私たちは量が食べれなくて」とおっしゃるお客様や、「フレンチスタイルのコースは気に入っているんだけどエビチリも食べたいんだよね~」とおっしゃるお客様…そんなお客様の為にハーフコースができました。
豪快な中華料理をイメージして来られたお客様には、こんな綺麗な料理は別に必要ないといわれる半面、
「見た目もそうですが、味も一口一口が楽しい」
とおっしゃってくださるお客様、
「中華料理は本当は苦手だったけれど、やっと美味しいと思える中華料理に出会えた」
とおっしゃってくださるお客様、
悩んでいた私たちに
「中華っぽくなければいけないと固執する必要はないんじゃないか」
とおっしゃって下さったお客様…今ご提供しているものに自信が持てました。
夫婦二人三脚で試行錯誤しながら成長してきたお店ですので、お客様のお言葉から成長できたことも沢山!
私たちの思いを理解してファンになって下さったお客様が過ごされたい形、ご希望に添えられるお店であり続けたいと思います。
見た目は中華っぽくありませんが、口に入れた瞬間、どこか中華のエッセンスに出会って頂けるぶれない料理をしながらも、ジャンルに縛られない「ただおいしい料理を作る料理人」でありたい。
ワクワクして頂けるそんな料理のご提供を目指して私たち胡桃茶家はいつも思いを巡らせ新しい発想の中華料理に挑戦し続けます。
中目黒山手通りから一本、閑静な住宅街に入った隠れ家で、肩肘張らずに大切な方とゆっくりと新しいスタイルの中華を楽しんで頂けるレストラン、ささやかでありながら贅沢な時間をお過ごし頂ければ幸いです。
オーナープロフィール
河野利之
1978年生まれ 東京都出身
実家が寿司屋だった為、幼い頃から多くの食材に触れ、当初は料理人になりたいという志は強くありませんでしたが、中学卒業後、調理師専門学校へ進みます。
卒業後、現在、啓凛オーナーシェフ宮脇料理長の元、下積み時代を過ごし、基本の中華料理はもちろんのこと、料理に華を添える野菜の彫刻、点心に加え、中華料理とは別の分野にも興味を持ち、自然酵母からのパン作り、ケーキ作りなど、将来の目標を見据え寝る間も惜しんで勉強の日々を始めるようになります。
数店舗での経験を経て、現在に至りますが、中でもWakiya一笑美茶樓では、下積み時代から想像していた自由な発想による中華料理を改めて再確認し温め続けました。
目標としていた独立はもう少し先のことと思っておりましたが、幕張スプリングスホテル内、中国料理「翠嵐」副料理長を務めていた時期に東日本大震災でホテル周辺が被災に合い、勤務が一時難しくなったことを機に、以前より考えていた独立を決意。
準備に1年半かけ、2012年6月ついに念願かなって、「胡桃茶家」をオープン致しました。