ちょっといい事

2013年7月に胡桃茶家にきた胡桃の木。
やってきた時には、とっても心細いシンボルツリーだったのに、2代目の鉢に植え替えてからはグングン成長を続けて、今年初めて花を咲かせました。

ここ数日は、良い事も悪い事も、イレギュラーな事が続き、気持ちを入れ替えたいような時間を過ごしていましたが、毎日同じ場所で、雨にも風にも雪にも、夏の暑さにも負けず、5年かけて花を咲かせた胡桃を見ると、なんだか…。
胡桃は成長の過程で、ただ花を咲かせているのだろうけれど、身勝手にも私たちの為に咲かせてくれたような気分になり、心の中で感謝。

5年間待ちに待った胡桃の花が、どんな花だろうと思っていたら、よ~く注意して見ないと気が付かないほどの小さな小さなささやかな花だった事、それがまた私たちのシンボルらしいなと思ったのは、シェフには秘密です。
調べたら写真は、雌花らしく同じ木に雄花を咲かせるのだとか…早く雄花もみたい!でもゆっくりゆっくり咲いてくれたら、それはそれで胡桃茶家のシンボルツリーらしいかなと…。

胡桃が来たのは、胡桃茶家がなんとか迎えた1周年が過ぎた頃。
そのころの私たちはちゃんとここに根が生えるのか不安で、半ば諦めのような時期があったことも実際はあるのですが、まだしっかり地に根付いたとは言い難いものの、胡桃の木と一緒に少しは図太くなれたかな。
いつかは実った胡桃が見たいけれど、楽しみと喜びは、私たちには、ちょっとずつがちょうどいいかも。

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