上海蟹についてのお客様からの質問で多いのが
「オスとメスどちらが、おススメですか?」
という質問です。
実は、私もそんなに丸々一杯を何杯も食べたことがないので、正直答えに戸惑います。
10月は卵を持つメスの蟹が、11月は白子を持つオスの蟹が美味しいと良く言われているのですが、では、10月のメスの蟹と11月のオスの蟹どちがが美味しいかと言われても…どちらもおススメです!好みなので、なんとも…。
上海蟹は、ズワイガニやタラバガニとは違い小さな蟹で、身を楽しむというよりはミソを楽しみます。ミソはメスもオスも本当にどちらも美味しいです。
よく言われているように、メスは蒸すと真っ赤な色になる卵を持ち、これがまたとっても甘いし、オスはゼラチン質の白子を持ち、こちらは、身と混ざりあって身がしっとり、甘くなります。
ただ大きさは、やはりオスの方が少し大きいので、食べ出はあるかもしれません。
どちらも試して頂きたいところですが…お酒を飲みながら、少しずつという方はメス、しっかり身も味わいたい方はオス、こんな風に申し上げています。
今年は、コースについてはお料理も、メスの蟹コース、オスの蟹コースと変更する予定です。
ぜひ、短い秋の味覚をお楽しみください!