胡桃茶家のキッチンより
先日、お客様のご実家で出来たレモンを頂きました。
せっかくなので…リモンチェッロ作ってみました!!
*****リモンチェッロとは*****
イタリアが起源のレモンの皮を漬け込んだアルコール度数の強いリキュールです。
レモンなど柑橘類の皮には、リモネンという成分が豊富に含まれています。
そのリモネンの効果は様々で、リラックス効果や、油を溶かす効果、唾液を分泌して消化を助ける効果などがあります。
掃除などにミカンの皮を使ったことのある方もいらっしゃるかと思いますが、マジックなどがミカンの皮をこすると消えるのは、このリモネンのおかげだそうです。
というわけで、食後の消化を助ける為、リモンチェッロは、ロックや冷凍庫でキンキンに冷やしたものをストレートで食後に飲むのが一般的。
もちろん、ソーダで割ったり、デザートに使っても、とっても美味しいです。
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材料(作り方、分量はその家庭でちょっとずつ異なるようですが、今回は私が作った分量で)
・レモン10個(無農薬のもの。どうしても手に入らなければ果物用洗剤でよーーーく洗ってください)
・スピリタス700ml(アルコール度数96度のウォッカです)
・グラニュー糖500g
・水700ml
1、レモンをよく洗い、清潔な布巾で水分を拭きます。
2、レモンの皮を剥きます。使用するのは皮のみ。
3、皮の内側の白い部分を、包丁で削ぎ落とします。
白い部分が残っていると、仕上がりが苦いものになります。
4、熱湯消毒した清潔な容器に、スピリタスとレモンの皮を入れます。
5、このまま、1週間から10日。夏場は、冷蔵庫へ。
6、1週間後には、液体が綺麗なレモン色に。
7、シロップを作ります。水700mlと、グラニュー糖500gを鍋に入れ、グラニュー糖が溶けるまで火にかけます。
8、完全に溶けて、水が沸く直前に火からおろし、冷まします。
9、シロップが冷めたら、1週間レモンの皮を漬け込んだスピリタスにシロップを合わせます。
10、合わせたら皮を濾します
11、最後の一滴まで絞って、冷凍庫へ。
12、一晩、冷凍庫で眠らせれば、冷えてトローリとしたリモンチェッロのできあがり!
強いけれど、とっても爽やかなお酒です。
ストレート、ロック、ソーダ割りで、ご用意しております。
ぜひお試しください。