低温調理したシマアジの炙り

昨年ご提供した魚部門で、私の中では一番好きな料理です。
シェフは、今年は違う調理方法を考えていたようですが、昨年の味が忘れられず…シェフの考えは無視して、どうしても…と、今回のコースでも。

低温調理したシマアジの炙り
山椒ソースとパプリカソース

シマアジは今が旬。
アジ科ではありますが、アジ科の中でも王様と言われるだけあって、アジとは味わいも価格も全く別ものです。(もちろんアジも大好きですよ!)

三枚卸した姿を見ただけで、このまま食べても絶品の予感が!
淡泊でもなければ、脂がのりすぎてもなく、大好きな魚の一つです。
刺身でも火を入れても美味しい魚。

であるのであれば…と、半生の状態で。
その安易な発想で、自分たちが自信をもっておすすめしたい一皿ができました。

低温の葱油の中で、身の中心は火がぎりぎり入っていないくらいの半生の状態に調理し、その後、表面にはしっかり火を入れる為に少しだけ炙ってご提供しています。
どの調理方法でも美味しくなってしまう万能な魚ではあるのですが、この一皿は、ラードとたっぷりのネギで作った葱油と、シマアジのコク、上質な白身のしっとり感がたまらなく、さらに添えた山椒ソースとパプリカソースが絶妙に合っていると思うんです。
ぜひ沢山の方に食べて頂きたい一品。

ここ1、2年は毎回コースが変わるたびに足を運んでくださる方が何組様か…そう思うと昨年出したものだから…と考えてしまうのですが、自分たちが今年も食べたいと思うものなので、昨年食べて頂けなかった方にも、食べて頂きたいと。
新しいもの、新しいもの…と追い求めていかなければいけないのですが、「今年もあれを食べたい」とご要望をくださる方も少なくはなく…コースをバランスよく考えるのって難しい。
それでも胡桃茶家に来てくださったのだから何か新しい楽しみがあればいいと思い、胡桃茶家らしさを考えコースを組み立てています。
結局、最終的には、何度も何度も試してみて、ただ私達自身が美味しいと思えるもの、食べてほしいと思えるものしか、ご提供していないと自信は持っていますが。

今週、土曜日のディナータイムは、まだお席に余裕がございます。
皆様のご来店お待ちしております!

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