深夜の練習 龍髭糖

最近、早く終わった日の夜は、龍髭糖(ロンスータン?ロンソータン?)の練習。飴の塊を伸ばして、細い糸状にし、中にナッツや胡麻などを入れて丸めた砂糖菓子です。

このお菓子の職人さんもいるほど、実際にやってみると、簡単そうで難しい…ムムッ!どうしても太さにムラができてしまうし、ところどころ切れてしまう。

職人さんのようにできるまでにはまだまだですが、上手く仕上がったところだけをとれば、サクサクした美味しい砂糖菓子に。

料理の中には、知識や発想ではなく、熟練された職人技が必要なことも沢山あります。

蒸しパンを、1年通して作っていて、外気や湿度の違いで、発酵しないことも多く「あーパン職人てやっぱりすごいな!」と実感したり、小籠包などを握っていて「点心師のあのスピードと綺麗さには、やっぱり敵わない」と思います。

そこにばかりに焦点を当ててはいられないのですが、やり始めると、そこに近づけるまでは、とにかく時間を費やしてしまう性分。(汗)

シェフは、若い頃、こんな事ばかりに時間を使ってきました。
野菜の彫刻を熱心に練習し、夜な夜な点心を握り出し、パン作りにはまり、天然酵母まで作り出し、発酵にはまり、中華料理とは全く関係ないキムチを作り出し、今度はケーキ作りにはまり…。
「器用貧乏になるのでは…」と案じたのは、その為です、ただの凝り性なんでしょうね。

そして、今や、私も一緒になって、この伝統的な砂糖菓子を練習する事に。こんなに時間を費やす必要ってあるのかなぁと心の隅で思いつつ、やり始めたからには、恥ずかしくないものをご提供できるようになるのが目標です。

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