先週、今週とランチセットでご提供していた赤なすは熊本県産の茄子で、長さが20㎝から25㎝もあり、大きいものだと、なんと30㎝もあるそうです。
実は、赤オクラ(沖縄県産の生でも美味しい赤いオクラ)を発注したところ、手違いで赤なすが届きました。
前菜で使っている絹かわなすもキメが細かく身がジューシーで美味しいのですが、この赤なすに火を通したところ、柔らかーくとろとろに…そしてとても甘い茄子です。
手違いがなければずっと知らないままだったかもしれない、全く別の茄子の美味しさと出会いました。
全ての野菜において、それぞれの野菜に個性があることは当然ですが、それぞれの野菜の中でも品種や産地等で個性があり、その品種にあった調理法があると改めて思います。
全く異なった特長をもった食材と出会うこと、そして、それを生かしたお料理をご提供することも今後の楽しみですね。
ちなみに、身がとってもジューシーな絹かわなすはおひたしにして前菜で、火を通すととろとろの赤なすはトロトロ麻婆茄子にして半身をそのままの姿でご提供しています。
先日食通で知られる某タレントさんにも美味しいと言って頂けましたよ!
しばらくの間はアラカルトでご用意する予定です。身のやわらかさと甘さをお楽しみください。