3.11

胡桃茶家のオープンを決めたのも実は、3年前のこの日が一つのきっかけでした。

主人は、あの時幕張のホテルで働いていたのですが、幕張の方は液状化の被害で、一月以上、自宅待機に…。
今まで仕事ばかりだった主人に考える時間が沢山あり、日本中が東北を立て直そうという時に、何もできないという無力感がありました。

いつかは、自分のお店を持ちたいのだろうな~と思ってはいたのですが、本当は、こんな早くにその時期がくるなんて思っていなかったんです。
ある程度の準備はしつつあったけれど、実際に人生を掛けてでも何かを始めるって、それだけ大きなきっかけが私達には必要だったのかもしれません。

今は、毎日精一杯、真剣に…それが私達にできること、他には何も出来ないけれど、この日を思うと初心に返ります。

被災された方々、そのご家族様に、心からお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復興を心から願います。

 

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